土を採る
自分で土を作る方法

 


土を採りにいく
さてさて、いざ土を採りに行くといってもどこに採りに行けばいいでしょう。
いうなれば土は層になっているので、掘れば土は出てくるかもしれません。
でも何メートルも掘るのは不可能なので、たいていの場合は山にいき、自然にむき出している土の層を探してそこから採取します。
もちろん、たまたま家の近所で工事をしてて、運良く土の層らしいものを見つけて少しもらって帰るなんてこともありです。
その時に必要なのが!!
何をするかと言うと、採ろうと思った土を少しとって水を加えて揉んでみるのです。
土をよりにして(ヒモ状にして)さらにわっかにできたらなかなか有望な土。
持って帰って水簸してみましょう。
いい土の外見というのは、たいていほわほわした農作物が育ちやすそうな土よりも石と見間違うくらいちょっと固そうな土の方が良い土という場合が多いです。
後はとにかく経験。失敗しても挫けず、いい土を探す根性があればいつか巡り合えます。
土をなめて苦かったらアルカリ分が多いのでイマイチよろしくないといいます。




土のお育ち
昔その土地が海だったりするところで、さらに石灰岩が多かったような土地では赤土が多くとれる。
昔その土地が田んぼだったり、池だったりするところには変なにおいのする緑がかった土がとれる。


ホントか?

でも確かなことは、その土地によって土は育まれるので、土地柄がでます。
自分で探して採る土で真っ白な土がとれる場合はほとんどといっていい程ありません。
そのくらい白い土というのは貴重なのです。
カオリン(磁土)はもちろん、信楽土くらいの白さでも殆どないのではないでしょうか?
なので、白が欲しい時は買った方が早いかもしれません。

より使いやすい土へ
水簸を終えて単味でもまあまあ使えるが、使いづらい。
そんな時の対処法。
その1寝かせる
寝る子は育つではないけれど、土は寝てる間にどんどん良くなります。
そういえば昔本でじいさんが仕込んだ土を父が使い、父が仕込んだ土を息子が使うという話をきたことがあるような……。
まあ、そのくらい寝かすと土にねばりがでて、使いやすくなると言う事でしょう。
寝かすとなにがどうなるかというと、簡単に言うとバクテリアが繁殖するがために土のねばりは増すのです。

なのでバクテリアのための餌となる砂糖、デンプンを土に混ぜ込んで寝かせるとさらに早い日数で粘りをだすことができます。