●釉薬の基本構造

媒溶剤+珪酸+カオリン 

 

 

 

これらの成分が焼成によって反応して釉薬になる

 

*媒溶剤(アルカリのものが媒溶剤として働く) →長石や鉛、硼酸、石灰、灰類など

 

*珪酸(酸性のものとけすぎをおさえる)→珪砂や石英、藁灰、いす灰、糠灰など

 

*カオリン(素地に密着させる)→ 粘土など

実際はこんな感じの調合になります→ 福島長石+石英+陶石(それぞれこういう名称で陶芸屋さんに売ってます)

どの原料を基本にするかによって石灰ベース、鉛ベース、土灰ベースというようにいろんな組み合わせが出来ます。

このように基礎となる釉薬だけ購入して、色をプラスするというのが簡単色釉薬の調合です。